売上UP!商品ではなくストーリーを売る「刺さる物語の作り方」

最終更新日: 2026年1月14日

「個人事業主」「フリーランス」「中小企業」のみなさん、こんにちは!

商品やサービスの販売は、順調ですか?

いまは「モノ」が世の中にあふれている時代です。

たくさんの「良い商品」や「便利なサービス」が巷にあふれ、お客様はその選別に苦労しています。

「欲しいものがあるのに、どれを選んだらいいかわからない」「どれも同じように見えて選べない」そんなお客様に、あなたはどのような提案をしますか?

素晴らしい商品であること、他との違いを説明しても、理解してもらえないことがあるかもしれません。

なぜか?

それは「無機質なデータや情報はお客様の心に刺さらない」からです。

お客様の心をつかみ、感情を震わせるにはどうしたらいいでしょうか? どうしたら「他の」商品やサービスと差別化できるでしょうか?

さっそく始めましょう!

なぜ「ストーリー」が必要なのか?

モノがあふれ、情報が氾濫している現在、お客様は「商品やサービス」の差別化ができず、困っています。

差別化するために必要だったのが、これまでは「合理的な情報」つまり、価格や機能性など「頭で判断する」材料でした。

でも、「同じように安く」「同じように機能的」な商品もまた、あふれています。

さらに「安く」しますか?

さらに「機能」を増やしますか?

そのような「不毛な戦い」をしなくても済む方法があります。

それが「ストーリー」です。

  • 情報化が進むにつれて、お客様は「商品そのもの」だけでなく、商品やサービスが生まれた背後にある「ストーリーやプロセス」に興味を持つようになっています。
  • 商品の素材がどこから来たのか、どのように作られたのか、誰が作ったのかなど、商品にまつわる詳細な情報が「商品の魅力」や「商品に対する思い入れ」を高めます。
  • お客様の共感を呼び、商品やサービスを印象深く記憶に残す手法を「ストーリー・ブランディング」といいます。
  • 「ストーリー」は、お客様が実際の商品やサービスを購入する際、重要視する大切な要素となっています。
  • お客様に感情的なつながり(共感)を持ち、ストーリーに付加価値を見出す事で、購買意欲を高める効果があります。
  • ストーリーは古来より人の感情を強く刺激し、記憶に残り、人に行動を駆り立てる働きをしてきました。

「ストーリー」を作るメリット

似たような商品やサービスは無数にありますが、「ストーリー」は違います。

どんな商品やサービスでも、開発するまでには色々な壁や苦難があるでしょう。

ストーリーを語るのは、あなたです。あなたはオリジナルな存在で、あなたの物語を書けるのは、あなただけです。

「今までにないモノを作りたい」「悩みを解決させたい」などの想いから、実際に商品やサービスが生み出されるまでの過程を描き出しましょう。

あなたの言葉で、あなたの気持ちや、これまでの道筋を語るのです。

描き出されたストーリーは競合他社が簡単に真似できるものではありません。

そういったストーリーが消費者の共感を呼び商品に大きな付加価値を付けてくれます。

また、ストーリーは相手の感情に強く訴えかけることにより「共感」を生みます。

「安いから」「機能的だから」という「合理的な判断」とは違い、感情を揺り動かすことで「記憶に残りやすく」他の商品との区別をつけることに効果を発揮します。

また、「感情が動くことで」行動が促されます。

気持ちが動くことで、その商品やサービスはお客様にとって「特別なもの」になり、購入意欲を刺激するでしょう。

人は「モノ」よりも「人」や「体験」に共感します。

素晴らしい「ペン」であることを証明するよりも

  • 「誰が使っているのか」:セレブが使ったものと同じものを使ってみたい!
  • 「このペンを使うことでどのようなことが出来るのか?」:同じ体験をしてみたい!

このように、「ペン」という商品そのものよりも「人」や「体験」に強く共鳴するのです。

また、あなたが生み出した「ストーリー」は、このように「人」や「体験」を軸にして、さらにSNSで大きな拡散の要因にもなります。

個々人のお客様が、「使ったこと」「したこと」をSNSに投稿することで、その情報を受けたさらに多くの人に「ストーリー」は伝播されていきます。

「安くてかわいいペンGET!」や「多機能で便利なペン」と紹介されるよりも、「みんな使ってる!」や「このペンで、これを書いた!」という情報の方が、多くの人の気持ちを動かします。

物語を書きましょう。ストーリーを伝えましょう!

では次に、ストーリーの作り方について説明します。

刺さる「ストーリー」の作り方

誰に届けたいかを明確にする(ターゲットの設定)

あなたのビジネスは何ですか? それは誰に喜ばれるものでしょうか?

この2点から、あなたのお客様のイメージを作りましょう。

例えば、あなたのビジネスが「ラーメン店」だとします。

お客様の年齢、性別、趣味、ライフスタイル、価値観を具体的に設定してみましょう。

お客様が「自分のことだ!」と感じられるストーリーにする必要があります。

  • 年齢:20代
  • 性別:男性
  • 趣味:サイクリング、ラーメン店巡り、貯金、筋トレ
  • ライフスタイル:会社員、ストレス過多、彼女なし、友達多し
  • 価値観:美味しいものをガッツリ食べることに喜びを感じる、無駄遣いはしない、健康は大事

商品やサービス、あなたのビジネスの背景を掘り下げる(起源と個性を探る)

次は、商品やサービスが生まれた背景やモチベーションを明確化しましょう。

ラーメン屋さんの例で続けます。

  • 商品
    • ラーメン
  • 背景
    • ものすごいラーメン好き
    • 食べる専門だったが、ラーメン店でのアルバイト時代に「ものすごく太った」
    • 体を壊したことから「美味しくて体に良いラーメン」を作りたいと決意
    • 有名店5店舗を回り、修行と研究を行う
    • 満を持して起業した
  • モチベーション
    • 食材と調理法にこだわり、健康に「良い」と自信を持って提供できる「ガッツリラーメン」を提供している
    • 自分自身も、スタッフも、まかないでラーメンを食べているが、太らないと自信を持って言える
    • でもさすがに、週3を超えると太るので、その場合は餃子や別のものを提供している。あるいは麵を減らして、野菜を増量するなどの調整を行っている
    • この「調整法」は、お客様にも正確にシェアしていきたい

このように「正直」なところを伝えることで、親近感が生まれます。

人間的な要素(苦労、情熱、家族の歴史)を取り入れましょう。

先に考えておいた「お客様イメージ」との絡みについても検討してみましょう。

感情に訴えるストーリーラインを構築する

お客様の悩みや願望に寄り添い「共感→解決→満足」の流れを意識して「物語」を作りましょう。

ラーメン屋さんの例で説明します。

  • お客様の悩み
    • 太りたくない
    • 健康を損ないたくない
  • 願望
    • ガッツリ食べたい
    • おいしいものを食べたい
    • 無駄遣いはしたくない
  • 共感
    • ラーメンで太り、体を壊した店主の例
  • 解決
    • 有名店5店舗をめぐり、研究と修行の結果「体に良いといえる」ガッツリラーメンを開発した!
    • しかし、週3を超えると太る
    • 週3回以上ご来店のお客様には「調整券」を配布
    • ラーメン以外(餃子のみや、麵を減らして野菜を増量した場合)20%OFFで商品を提供する
    • 健康をサポートする仕組みを導入している
  • 満足
    • 店主もスタッフも、太らない店
    • お客様も太らず、お財布にも優しい店

このように、分解して考え、再構築します。

達成感、感動、郷愁など、特定の感情に焦点を当てることがコツです。

あなたもぜひ、ストーリーを考えてみましょう!

ビジュアルと一体化させる(視覚的要素を強化)

物語は文章で表現されるものですが、視覚的な印象はさらにお客様のインパクトを強め、イメージの補完に役立ちます。

写真や動画でストーリーを視覚化することで、お客様の想像力をさらに強化しましょう。

商品が作られる工程や、商品の背景にある要素(素材や開発の具体的な風景)をSNSやホームページで発信してください。

サービスを受けるお客様の様子と、その裏にある「思い」や「理由」を伝えましょう。

具体的な映像を見てもらうことで、仮想体験をもたらし「共感」を強めることが出来ます。

また、色や雰囲気もストーリーと同調させ、一貫性を保ちましょう。

例えば、「郷愁を促す」ことがテーマらなば、ビビットな色合いや激しい印象の映像や写真を使うべきではありません。

テーマとイメージの一貫性を心がけましょう!

お客様を主人公にする(参加型の仕掛けを作る)

お客様自身がストーリーの一部となる仕掛けを用意しましょう。

例えば先ほどのラーメン店の場合、「調整券」の内容について、お客様の声から生まれた「カスタマイズサービス」を取り入れるなど、お客様自身が「参加する」ことを促します。

カスタマイズの例としては

  • 餃子の皮を、小麦粉ではなく、スライス大根で代用する
  • 週3以内で我慢できた「我慢できた券」をもらうと、次の週に「増し増しガッツリラーメン」が普通の「ガッツリラーメン」の価格で注文できる
  • 「調整券」を4回使用すると「お友達招待券」がもらえる(お友達は30%OFFで1品に限り好きなものが注文できる)

このように、お客様のリクエストをサービスに反映することで、お客様を巻き込むことが出来ます。

また、お客様がSNSで商品とともにエピソードを投稿できるキャンペーンを実施しましょう。

「調整券」を手に入れたことを投稿してもらったり、「お客様の声で生まれたカスタマイズ商品」を投稿してもらっても良いでしょう。

SNSの投稿、投票、レビューを取り入れ、お客様に物語を共有してもらいましょう!

まとめ

以上、今回は「ストーリーを作ることで」商品やサービスの差別化を生み、お客様に共感してもらう方法について、説明しました。

一昔前であれば入手困難なモノでも、現代では安価で高性能な商品やサービスが、数多く開発されており、身近にモノはあふれてます。

特に、日常生活でモノに困るということはほとんどなく、「より高価なモノが欲しい」という欲望よりも「貴重な体験をしたい」「他人とのつながりや影響力を持ちたい」と考える人が増えています。

特に、現代の若い世代は「何を持っているか」ではなく「何をするか」に価値基準が移行しています。

つまり、単純な商品の性能や機能性の高さではなく、「誰が使っているか」「それで何が体験できるのか」という、「貴重な経験ができるか」を重視するようになっているのです。

そのような中、SNSはあなたのビジネスで商品やサービスを販売する、強い追い風になる「武器」です。

お客様が欲しいと思うのは「付加価値」がある商品です。

上で紹介したような「セレブが使っている」というのも、付加価値の1つの形になりますが、もう1つ重要な付加価値が「ストーリー」です。

ストーリーとは、製品ができあがるまでの過程や生み出したときの苦労、生産者の想いなどです。

これは、ドラマや映画で取り上げられる商品が良く売れたり、主題歌となった曲がヒットしたりするのと同じ仕組みです。

ドラマや映画で取り上げられた商品は「単純な商品の価値」だけでなく、ドラマの「世界観」が付加価値として商品にプラスされます。

その結果、他の商品よりも魅力的に見えるため、よく売れるのです。

あなたのビジネスに、ストーリーを付けましょう。

ストーリーは個々人の体験であり、競合が簡単にまねのできるようなものではありません。

あなたのストーリーをお客様に伝えましょう。

あなたのビジネスを応援しています!一緒に頑張りましょう!

参照:ストーリーテリングって何?お客様の心をつかむ物語のコツとアイデア

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